風の吹くまま

amicizia.exblog.jp

あれもこれも挑戦してみたい今日この頃。

ラ・バヤデール

ニキヤっていう可愛い女の子とラブラブで愛を誓ったりしちゃってたソロルという青年が、
上司から「You、うちの娘と結婚しちゃいなよ」と言われ、
上司の娘が案外美人だったのでクラッときてウッカリ婚約、
邪魔者になっちゃったニキヤは上司勢の仕組んだ毒蛇に殺されてしまい、
「オレ、やっぱりニキヤを愛してたよ!」とか何を今更な後悔をしまくったソロルがニキヤの幻影を見ちゃったりしつつ、結局ずるずると上司の娘と結婚……しようとしたら、神の逆鱗に触れて。。。

というバレエを見てきました。(説明はかなり端折った・笑)
前から見てみたかったんだよね~。そう、今回が初鑑賞。


上司の娘のガムザッティが美しかった。
父親に紹介されて、ソロルと初めて会うシーンのキラキラした感じ。
ニキヤに「あの人と別れてよ」というシーンの、タカビーで交渉慣れしてない感じ。
主役ニキヤの恋を引き裂く一人ですが、この子も一途で可愛いと思うけどな。

対して、ニキヤには途中まで感情移入できず。
影の王国のシーンでは、幻影ニキヤにソロルへの愛も恋慕も、裏切りへの憎しみも悲しみも感じられなくて、
ニキヤってどんな子なの?ガムザッティの方が可愛いじゃん、と思っていたのですが
――最後の最期に、逆転ホームランでした。

夜が明けるように、光があふれてくるなか
静かに歩いていくニキヤ。

たったそれだけなのに、
ニキヤはこんなにソロルを愛していたんだ
というのが、凄く胸に沁みて伝わって、危うく泣きそうになりました。
何がどう良かったのか、と問われると困るのだけど…。

天上から降りてきて、また天上へ昇っていくニキヤ。
そこにはソロルへの憎しみや悲しみなんてなく、許しさえも感じられず。
血潮の流れる肉体を失って、肉体とリンクした全ての感情が消えているように見える。
それでも、彼女は「降りてきた」んだよね、ソロルのところまで。幻影の姿ではなく、相思相愛だったころの姿で。
魂そのものに「思い」が焼きついていたから…なんて、言葉にすると陳腐だけどさ。

最後にぐっとくる作品でした。
[PR]
by ami-cizia | 2011-01-16 00:33 | まひ(舞)

あれもこれも挑戦してみたい今日この頃。


by ami-cizia