風の吹くまま

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あれもこれも挑戦してみたい今日この頃。

ゴージャス!!!!

当初から予定していた通り、今日は最高の贅沢を堪能しました。

ボリショイ&マリンスキーの合同ガラ。
日本初というこの機会に、思い切って奮発し、脚のよく見える席ゲット☆
端っこだったので少し見にくかったですが、プレパレーションをしているのが分かる程度の位置なので問題なし。

感想を2つだけに絞ると…
・ロパートキナ、完璧。一分の隙もないバレエ。
・サラファーノフ、かっこいいーvvv王子様ーvvv

でしょうか。
いや、他の人も本当に凄かったよ。
「音感が良くて、ポーズが美しくて、脚が伸びやかに上がって、技術が凄い」のがアタリマエみたいな感じで、舞台が後半にさしかかるにつれ、目が肥えてきてしまい、大概の凄いコトじゃ驚かなくなっていく(笑)。
なんかもう本当にお腹イッパイです。フォアグラとか神戸牛を交互に食べまくった感じかも。

以下、感想ちょこちょこと書いていきます。(9/3加筆修正。どんどん忘れていくので、少し感想が短く?なってしまいました。思い出したときにまた修正するかもしれません。)



【前半】
☆アルレキナーダ
砂糖菓子のように可愛いエフゲーニヤ・オブラスツォーワ。
マスクをつけていると踊りにくいだろうに、回転もジャンプも乱れないアントン・コールサコフ。
手をパチパチってするのも何だか可愛かったし、茶目っ気を感じる足取りもきゅんvときました。

☆病めるばら
今回、最高にしびれた作品。Brava!!
恥ずかしながら、ロパートキナについては名前しか知らなかったのです。
有名な古典は分かりやすいけれど、他の作品はとっつきにくいだろうなぁ、とか勝手に思っていたのですが、いやもう、そんなことは全く関係ありませんでした。

彼女だけ、重力というしがらみから解き放たれて、あるいは体重を天に預けてしまっているのではないかと思うほど、身体がふわりと引き上げられていました。常に。
でもって、振り付けがそういう風になっているのかもしれませんが、全ての動きがつながっているのです。
「パとパの間も踊りだよ」と耳タコなくらい言われていても、やっぱり分断は生じてしまうし、それは仕方ないだろうとか思っていたのですが、いや、そうじゃないな、と。
脚の、手の上げ下ろしのひとつひとつに意味があって、動きの全てがリンクしている。

リフトもタイミングが合っていて、彼女のジャンプの最高地点からさらにふわっと上がるものだから、ますます神秘的。
途中、行き違いが一瞬あったような気がしないでもなかったけど、集中は途切れず、とても素敵な踊りでした。
ポアントの音も聞こえず…本当に精霊なんじゃなかろうか、この人。

☆眠れる森の美女
白い肌に金髪がキラキラして、何ともゴージャスなアリーナ・ソーモアのオーロラ姫。
お人形さんみたいです。
回転をくるくるっとしたあと、普通(予測していた長さ)より1秒長く、支え手なしのポアントで静止するバランス感覚が凄い。
ただ、何と言うか…彼女は演歌っぽい?! 手にクセがあるというか。腰というかお腹のあたりも、時々ひねりが入っていたような記憶が…

☆ジゼル
近頃観ていた演出と違い、照明と髪型がとても落ち着いていたため、なんとも亡霊らしい姿にちょっとゾクリ。
この方も音がしない。ロシアのバレリーナは音がしないトゥシューズでも持っているのでしょうか。
リフトもタイミングが合っていて、ジゼルが空気に漂うような感じが出ていたと思います。

☆in the middle, somewhat elevated
すっごいカッコイイー!
この作品、初めて見ました。現代バレエの古典なんだって☆
音と光、そして躍動。
感情とか役とかお話はないのに、そこには確かに美があって、カタチが目に飛び込み、オトとウゴキが突き刺さるように入ってくるから、凄く強烈。
なんとなく知っている気がするのだけど、もしかしてNHKでルグリが教えていた作品もフォーサイスだったのかしら。

☆タリスマン
…恥ずかしながら、この辺、眠かったんだよね…今日に限って、鑑賞前の仮眠を取り忘れてさ…。
普通に美しい小作品という気がしました。心地よいです。

☆瀕死の白鳥
ロパートキナ様…。
前作に続き、なんだか夢心地で観ておりました。
動きが人間っぽくないな、と思いながら、両翼をうち震わせる彼女を見ていました。
瀕死の白鳥は、昔、とってもコミカルなものを見てから、笑いナシには見られなくなっていたのですが(オイオイ)、今回はあの美しい音楽を聴きながら、ぽわぁっとした気分で舞台を見ることができました。

☆海賊
サラファーノフかっこいいーv そして、なんか可愛いーv
何そのジャンプ、その複雑さ!
今までに踊っていた男性ダンサーも皆さま回転は多いし、軸ぶれないし、ジャンプは技巧をこらしていました。
ただ、サラファーノフはなんというか、どこか少年っぽいのですよ。
でも、ちゃんと役柄を演じていて。あと自分が美しいことをちゃんと知っているような、ちょっと陶酔の入った動き。(まぁ、海賊だし…?!)

【後半】
☆ばらの精
休憩時間に仮眠が取れず、海賊で一度断ち切った睡魔がここで再び復活。
ねーむーいー。ばらの精って音楽も眠くなるし、そんなに好きじゃないし。
マラーホフのばらの精はそれはそれは美しかったけれど、男性ダンサーの全身タイツ・しかも膨張色の赤・ヒラヒラ付きって、相当、着る人を選ぶと思うんだ…(毒吐いてゴメンナサイ)。
後の演目の方が好きなので、ここは睡魔の誘うまま、半眼で(完全に目を閉じるのは惜しかった←ケチ)鑑賞。

☆ライモンダ
夢見るように綺麗。キラキラ。
うっとりとボンヤリしていたので、この作品の詳しいコメントは忘れてしまいました。
でも気持ちよかったです。

☆白鳥の湖
さすが黒鳥グラン・パ。会場も盛り上がります。あの音楽に血が沸き立ちます(目も覚めます・笑)。
やっぱりメリハリがピリっときいた踊りっていいよなぁ。
黒鳥を魅力的に踊る方は多いと思うのですが、エカテリーナ・クリサノワさんで特に印象に残ったのがピケと音がぴったりと合っていたこと。あれって、途中から微妙にズレる人が多いように思っていたのですが、彼女は全ての挙動と音が細かく合っていて、とても気持ちが良かったです。
ドミトリー・グダーノフさんは、(回転前のプリエが2番で、それは私はあんまり好きじゃないのですが)きちんとした丁寧な踊りで好感がもてました。(他の方は、ちょこっと勢いあまって?のミスが見られたので。勢いあまっても仕方ないだろうと思うくらいのことをしていたと思いますが)

☆スパルタクス
ルンキナさんは動きが滑らかで、やわらかい。
ワンハンドのリフトや、その状態でのポーズ変えなんて、どうしてできるの?やっぱり彼女も体重がないの?!

☆ミドル・デュエット
振り付けが面白い。少しずつ変化する繰り返し。
白い女の脚、音を刻む動き、闇に浮かぶ白の開脚。
本来は複数のペアが踊る作品なのでしょうか…? それも見たかった気がします。

☆ドン・キホーテ
最後を飾るにふさわしい華やかさでした。
セルゲイ・フィーリンさんは息が少し苦しそうでしたが、いや、彼は足が綺麗ですね。
脚フェチの私はそれだけでキュンときました。踊りもノーミスで素晴らしい。
マリーヤ・アレクサンドロワさんは「ファラオの娘」で拝見していたので2回目。
美貌の姫を山のように見た後だったので、どうしても見る目が厳しくなってしまうのですが、それでも彼女は大輪の華のような艶やかさがありました。
ドンキやライモンダはいつか全幕で観たいなぁ…!

*フィナーレ
これは良かった!
ドンキで終わりだとばかり思っていたので、出演者が次々と出てきてはハイライトを踊る姿に、凄く興奮しました。
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by ami-cizia | 2007-09-02 19:22 | まひ(舞)

あれもこれも挑戦してみたい今日この頃。


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